CBI学会に「計算ADMET」研究会が発足致しましたので報告いたします。
先日開催されましたCBI学会研究推進委員会にて、「計算毒性学」研究会の名称を「計算ADMET」研究会と変更することが正式に認められました。 今後は「計算ADMET」研究会として、計算毒性学のみならず、 計算ADME関連の研究も視野に入れて活動いたします。 毒性学関連研究とADME関連研究の相互連携を強化し、ADMET研究への相乗効果を図ります。 皆様のご支援よろしくお願いいたします。
「計算毒性学」研究会は、計算毒性学をメインテーマとして活動する日本で最初の研究会として2014年に発足致しました。 その後セミナーやチュウトリアル等を開催いたしまして、 「計算毒性学」の知名度向上や多くの研究者の方々への情報提供や情報交換の場としての実績を積み重ねてまいりました。「計算毒性学」研究会発足より今年度で9年目となりました。 今年度は研究会内に『化学データサイエンスおよび人工知能討論、勉強会』が 立ち上がりまして、より深い議論や、広範囲での活動が出来るようになりました。 次年度は発足以降10年目となります。 幹事諸先生方および皆様の長期にわたるご支援本当に感謝いたします。
毒性学とADME研究は相互に関係が深い研究分野であるとして、ADMEと毒性(T)をまとめたADMETとして考え、討論することが一般的となっております。 「計算毒性学」研究会の今後の活動といたしまして、計算毒性学のみならず計算ADME研究を 積極的に取り入れまして、より大きな目標である毒性学とADME研究の融合であるADMET研究に関する研究会に発展的に展開するべく検討いたしまして、「計算毒性学」研究会から「計算ADMET」研究会への名称変更をCBI学会に提案いたしました。 今月上旬に、 発展的名称変更が認められました。 ちなみに「計算ADMET」をメインテーマにした研究会は世界初となります。
今後は計算毒性学研究と計算ADME研究の相乗的な展開と、より深く、高度な討論が出来る「計算ADMET」研究会として積極的に活動してまいります。 今後ともよろしくご支援お願いいたします。